2015-01-01から1年間の記事一覧

第62回粒々塾講義録

今回のテーマは、言葉を「考える」。「考える」とは、言葉の意味を考える。言葉から何を感じ取るかを考える。 つまりは、具体的にその言葉の本質を考えるという定義である。空気「思考停止状態」が蔓延する現代の日本社会。 このような時代だからこそ、物事…

第61回粒々塾講義録

テーマ「あらためて「言葉」について」「初心に立ちかえり、もう一度、言葉のはなしを中心にすすめたい」。塾長の言葉で講義が始まった。 講義をふり返れば、第1回から8回までのテーマは「言葉」だった。 絆、平和、おもてなし、さまざまな言葉について学び…

第60回粒々塾講義録

第60回粒々塾のテーマは、東北学その30〜福島を学ぶ・福島に学ぶ〜その2」。前回の塾で紹介された、言葉と感覚の思想家ロラン・バルトの残した「無知とは知識の欠如ではなく、知識によって飽和されているせいで、未知のものを受け容れることが出来なくなった…

第59回粒々塾講義録

「東北学その28〜福島を学ぶ・福島に学ぶ〜」 今回の塾は塾長の“述懐”から始まった。あの3.11、東日本大震災から早5年が過ぎた。 5年という節目の中で、中には3.11を忘れたい、考えるのが億劫、面倒、飽きた、という人も居るかも知れない。が、5年…

第58回粒々塾講義録

東北学 その27 〜明日を前に今日考えること〜今回の塾の日は3月10日。 それは、70年前の東京大空襲の日。 10万人の人が亡くなった日。 70年前、私はこの世にまだ存在しておらず、その当時のことは知らない。塾長に聞くか、本を読まない限り、自分から学びに…

第57回粒々塾講義録

「東北学 その26国家と民族と宗教と」国家と民族と宗教 どれを一つとっても難しいテーマである。 しかし塾長が東北学でこの題材を挙げてくださったのには訳がある。「イスラム国事件ってどう思う?」この問いが日本全体を覆っているからではなかろうか。望…

第56回粒々塾講義録

「東北学その24〜今年も“哲学”ではじめよう」 塾長からの「最近、世の中で問題になっていることどう思うか」という声から始まった今回の塾。 テーマは、昨年につづき“哲学”であったが。フランスのパリで行われたフランス史上最大のデモ。デモには各国の首脳…

第55回粒々塾講義録

テーマ 東北学その24〜今夜は「哲学塾」〜2014.12.10東北学のテーマも今回で24回目、今夜は哲学塾です。 『ぼくのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。』 これは何か知っているか?塾長が問いかけます。 答えは、日本新聞協会広告委員会が開催し…